税理士とはコンサルタントでなければならないと考えています。いえ、税理士だけではなく、世の中のありとあらゆる職業はみなコンサルタントです。たとえば家電店のスタッフは掃除機を売ることが仕事ではありませんね。それはあくまでも手段。掃除機を売ることでお客さまの抱える課題を解決することが仕事です。税理士業務も手段です。わたしたちの本来の仕事は、企業が抱える経営課題を解決することです。数字に強いだけでは存在価値がありません。
有史以来、企業経営が成功するパターンはたった2つしかありません。1つは時流に乗ること。もう1つは原理原則を貫くことです。原理原則とは企業哲学や企業理念です。モノ不足の時代にはそういう企業の志は弱くてもよかった。モノはつくればつくるほど売れていきました。しかしモノ余りの時代には買い手側に主導権が移ります。企業は買い手の心を動かすほどの志を語らなければいけません。哲学や理念が“選ばれる理由”になります。
原理原則をもたなくても、時流には乗れます。けれどいったん時流から外れると、業績も一気に転落します。わたしたちはクライアント企業を永続させるために、原理原則をともに確立する。それを忠実に実践できる体質へとマネジメントする。すべての企業は自覚している以上の潜在能力を内に眠らせています。100の力を秘めた企業ならば、かぎりなく100に近い力を引き出す。それがわたしたちサクセスブレインのミッションです。


1957年生まれ。明治大学商学部卒業後、地元会計事務所に入所。1980年税理士試験に合格、1984年副所長税理士となる。1993年(株)サクセスブレーンを設立し代表取締役社長に就任、岩木弘勝税理士事務所開業。

